創業融資申請の流れを解説!一目で分かるステップ別ガイド
こんにちは!起業スタートビジョンラボです。
先月のコラムでは創業融資に関する事前情報や知識について、詳しく解説をしてきました。
今月からは実践的な申込手続き・申請についての解説をしていきたいと思います。
創業融資の申請は複雑に感じられますが、適切なステップを踏めばスムーズに進められます。
この記事では、創業融資申請の主要な流れとポイントをコンパクトにまとめました。
ぜひ最後までご覧いただき、創業融資申請の参考にしてください!
1.創業融資のメリットとデメリットについて
メリット:
・担保・保証人が不要なケースが多い | 特に日本政策金融公庫では、無担保・無保証で利用できる場合が多いです。 |
・低金利 | 政策的な融資のため、一般のローンより金利が低く設定されています。 |
・融資の受けやすさ | 実績がない創業期でも、事業計画や熱意が評価されやすいです。(実績が無くても評価されるのは創業期だけです) |
デメリット:
手続きに時間と労力がかかる | 事業計画書作成や書類準備に手間がかかります。 |
必ず融資が受けられるわけではない | 審査に通らない可能性も考慮が必要です。 |
返済義務がある | 事業が軌道に乗らなくても、返済は続きます。 |
2.創業融資申請のステップ別ガイド
ステップ1:情報収集と専門家への相談
・金融機関の選定: 日本政策金融公庫や信用保証協会(地方銀行・信用金庫) | |
・税理士などの専門家へ相談 |
創業融資に詳しい金融機関や税理士に相談することで、最適な制度の選択、事業計画書作成、面談対策など、多岐にわたるサポートを受けられ、成功率が高まります。
ステップ2:事業計画書の作成と必要書類の準備
・説得力のある事業計画書と資金繰り表の作成 | 事業の概要、市場分析、収益計画、資金計画などを具体的に記述し、実現可能性や将来性をアピールする「事業の顔」です |
・自己資金の準備 | 自己資金が多いほど、事業への本気度が高く評価されます。融資額の3割以上を目指しましょう |
・必要な添付書類の準備 | 個人の確定申告書、預金通帳の写し、見積書など、必要書類を漏れなく揃えます |
ステップ3:金融機関への正式申請と面談
・申請書類の提出 | 作成した書類一式を金融機関へ提出します |
・融資担当者との面談 | 事業計画書の内容を口頭で説明し、熱意や経営能力をアピールする重要な機会です 質問には具体的かつ誠実に答えましょう |
ステップ4:審査結果の通知と融資実行
・審査結果の通知 | 審査後、融資の可否と条件が通知されます |
・契約手続きと融資実行 | 承認されれば、契約を結び、指定口座に資金が振り込まれます |
創業融資の審査基準と通るためのポイント
審査基準の主要項目
・事業計画の実現可能性と具体性 | 収益性や市場ニーズの根拠が明確か |
・自己資金の準備状況 | 自己資金の金額と出所が適切か |
・経営者の経験・資質 | 過去の経歴、業界経験、熱意は十分か |
・返済能力の有無 | 事業の収益で無理なく返済できるか |
審査に通るためのポイント
・事業計画書を徹底的に練り上げる | 客観的なデータに基づき、論理的で分かりやすく作成しましょう。 |
・自己資金をしっかりと準備する | 多ければ多いほど有利です。 |
・融資担当者との面談に自信を持って臨む | 事前準備を怠らず、熱意を伝えましょう。 |
・提出期限を厳守する | 書類不備がないか最終確認し、余裕を持って提出しましょう。 |
創業融資は、あなたの事業のスタートを力強く支える制度です。これらの要点を押さえ、計画的に準備を進めていきましょう。
次回から各ステップに合わせて、深堀りした内容でコラムをアップしますので、こちらもご期待ください!
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