【連載Vol.4】入力作業はここまで自動化が進んでいます
「手入力」を卒業して、時間を買うツール選び【確定申告Vol.4】
こんにちは!起業スタートビジョンラボです。
確定申告コラムシリーズも、いよいよ第4回。
書類を集め、整理し、経費のルールもバッチリ把握できた頃かと思います。
さて、ここからは集めた数字をまとめる「入力作業」の段階です。
ここで一つ、専門家としてご提案したいことがあります。
それは、「Excelや手書きのノートでの集計、そろそろ卒業してみませんか?」ということです。
「Excelなら費用もかからないし、慣れているから」 そのお気持ち、とてもよく分かります。
ですが、経営者である皆様の大切な「時間」と、会社の「信用」を守るために、もっと良い方法があるんです。
今回は、確定申告の負担を劇的に減らす「会計ツールの選び方と活用術」についてお話しします。
Excel・手入力をおすすめしない「3つの理由」
私たちがお客様に「会計ソフト(特にクラウド会計)」をおすすめするのには、単に便利だからという以上の理由があります。
1. 時間がかかりすぎる
日付、科目、金額…これらを1件ずつ手打ちするのは、膨大な時間がかかります。
その数時間を本業の売上を作るために使えたら、今以上の成果が生まれると思いませんか?
2. 計算ミスのストレス
人間が手打ちする以上、入力ミスや計算式のズレはどうしても起きてしまいます。
たった数円のズレを探すためにパソコンと睨めっこする…。それは、経営者にとって非常にもったいない時間の使い方です。
3. 金融機関からの「信用」
実はここが重要です。
融資の審査において、手作りの表よりも一般的な会計ソフトから出力された資料の方が、「数字が規格通りに管理されている会社」として、信頼を得やすい傾向にあります。(当然ですが内容が正確であることが前提になりますが)
現代のスタンダードは「銀行・カード連携」
「でも、ソフトに入力するのも手間は同じでしょ?」 そう思われるかもしれませんが、今の会計ソフトは進化しています。
freee、マネーフォワード、弥生会計オンラインなどの「クラウド会計ソフト」には、銀行口座やクレジットカードを連携(同期)させる機能が標準装備されています。
これを使うと、作業は「入力」から「確認」に変わります。
- ソフトが自動で、銀行やカードの明細(日付・金額・店名)を取り込みます。
- 「これは通信費ですか?」「消耗品費ですか?」とソフトが提案してくれます。
- あなたは内容を確認し、「登録」ボタンを押していくだけです。
通帳を見ながら一行ずつ打ち込んでいた作業が、この機能を使うだけで驚くほど短時間でかつ正確に完了します。
手入力するのは「現金レシート」だけでOK
もちろん、すべてが自動になるわけではありません。「現金で支払った経費」は手入力が必要です。
しかし、前回の「ズボラ整理術(Vol.2)」で、現金とカードの書類を分けていただきましたが、 経費の多くはカードや振込ではないでしょうか。
全体の8割(カード・銀行)を自動化してしまえば、残りの2割(現金)を手入力するだけですみます。
これなら、作業の負担は以前の半分以下になるはずです。
「ツール代=時間を買う投資」
ですので、便利なツールは積極的に導入することをお勧めします。
クラウド会計ソフトは、月額換算で数千円程度の利用料がかかります。
ここで「Excelならタダなのに」と迷う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、経営者にとって最も高価な資源は「時間」です。
もし会計ソフトを導入することで、確定申告にかかる時間が10時間短縮できたとしたらどうでしょう?
皆様の時給で考えれば、ソフト代の何倍ものコスト削減になるはずです。
浮いた時間で営業に行ったり、新しい事業の構想を練ったりすることも出来ますし、多忙な経営者様なら日頃の疲れを癒すために使うのもありだと思います。
まとめ:正しい道具を選んで、本業に集中しよう
確定申告が「辛い・面倒」と感じるのは、もしかしたら道具選びで損をしているかもしれません。
便利なツールをうまく活用して、事務作業はサクッと終わらせてしまいましょう。
まだ導入していない方は、無料お試し期間などを利用して、その便利さを体感してみてください。
「どうしてもっと早く使わなかったんだろう!」ときっと感じていただけるはずです。
さて、次回はいよいよ最終回、Vol.5です。
面倒な作業を乗り越えた先にあるもの……「正しく申告することのメリット(提出後のアクション)」についてお話しします。
税金は「払うだけのコスト」ではありません。「未来の資金調達への切符」でもあるのです。お楽しみに!
【ソフトの導入に不安がある方へ】
「便利そうなのは分かったけれど、初期設定が難しそう…」
「ITツールは苦手で、結局使いこなせるか不安」
そんな経営者様もご安心ください。
起業スタートビジョンラボでは、クラウド会計の導入支援から、日々の記帳代行まで幅広くサポートしています。
「パソコンと睨めっこする時間よりも、本業に集中したい!」という方は、ぜひ一度私たちにご相談ください。

