【連載Vol.2】まだ領収書をノートに貼ってますか?
糊もハサミも使わない「ズボラ整理術」で確定申告を攻略せよ
こんにちは!起業スタートビジョンラボです。
前回は「とにかく書類を一箇所に集めよう」というお話をしました。
さて、目の前には「クシャクシャになったレシートの山」ができている頃かと思います。
これを見た瞬間、多くの人がこう思います。
「あぁ……これを一枚ずつ日付順に並べて、A4の紙やノートに糊で綺麗に貼らなきゃいけないのか……」
はい。今日このブログをご覧になられた方。そんな面倒な作業は必要ありません!
そして、手元の糊とハサミもしまってください。
確定申告において、「領収書を綺麗に貼る」という作業は、実はほとんど意味がありません。
第2回目は、面倒な作業を極限まで減らす「ズボラ流・領収書整理術」をお伝えします。
衝撃の事実:税務署は「貼り絵」を求めていない
まず、大前提として知っておいてほしい事実があります。
「領収書を台紙に貼って保管しなければならない」という決まりはありません。
税務署が求めているのは、「いつ、どこで、何に使ったか」が後から検証できる状態で「保存されていること」だけです。
監査の時も、パラパラとめくりにくいスクラップブックより、月別に束ねてあるだけの状態の方が、実はチェックしやすかったりします。
綺麗に貼ることをあまり意識せず、手を抜くところは抜いても良いんです。
用意するのは「13枚のクリアファイル(または封筒)」だけ
では、どうすればいいのか? 100円ショップでクリアファイル(または封筒)を買ってきてください。
そして、マジックで大きくこう書きます。
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「1月」「2月」「3月」……「12月」(計12枚)
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「決算・重要書類」(計1枚)
あとは、目の前のレシートの山を日付を見て、該当する月のファイルに「投げ込む」だけです。
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日付順に並べる? → やらなくていいです。
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科目別(交通費・消耗品)に分ける? → やらなくていいです。
会計ソフトに入力する時は、月ごとにまとめて入力した方が効率が良いので、「何月の経費か」さえ分かれていれば十分です!
唯一の注意点:「現金」と「カード」は混ぜるな危険!
一つだけ、気をつけてほしいポイントがあります。 それは、「現金で払ったレシート」と「クレジットカード(キャッシュレス)で払った控え」を混ぜないことです。
なぜなら、会計処理の仕方が違うからです。
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現金レシート: その場で経費になる。
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カード控え: 口座から引き落とされた時に処理する(または「未払金」として処理する)。
これをごちゃ混ぜにして入力すると、「経費の二重計上(カードの利用明細とレシートの両方で経費にしてしまう)」というミスが起こりやすくなります。
クリアファイルの中で、クリップで留めるか、さらに小さなクリアファイルに入れるなどして、「これはカード払い分」と分かるようにしておくと、後の入力作業が劇的に楽になります。
「決算・重要書類」ファイルには何を入れる?
13枚目の「決算・重要書類」ファイルには、普段のレシート以外の「年に数回しか来ない重要な紙」を入れます。
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国民年金・健康保険の控除証明書
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生命保険・地震保険の控除証明書
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ふるさと納税の寄附金受領証明書
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医療費の領収書(医療費控除を受ける場合)
これらは、最後の最後、税金を計算する時に使う「宝の地図(税金が安くなるチケット)」です。
絶対に無くさないように、このファイルに隔離しておきましょう。
まとめ:分けるだけで9割完了
いかがでしたでしょうか?貼るという作業が無くなった分、気が楽になったという方もお見えになるかもしれないですね。
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12ヶ月分のファイルを作る。
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月ごとに投げ込む。
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現金とカードだけ区別する。
今の時期(1月下旬)にここまで終わっていれば、もう勝ったも同然です。
焦らず、まずはこの「仕分けゲーム」だけクリアしてしまいましょう!
次回、Vol.3では、いよいよ入力……の前に立ちはだかる壁、「これって経費になるの?ならないの?」という疑問に答える【経費の境界線編】をお届けします。
「カフェ代は?」「スーツ代は?」といったグレーゾーンをバッサリ解説します!
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