【新機能】あなたの会社は安全圏?1分でわかる格付け診断
こんにちは、起業スタートビジョンラボです。
これまでのコラムで、銀行は「格付け」によって企業をシビアに評価していること、そして良かれと思った節税や資産購入が、その評価を下げるリスクがあることをお伝えしてきました。
- 「理屈は分かったけれど、実際に銀行がどう計算しているか分からない」
- 「自分の会社が今、どのランクにいるのか見当がつかない」
そう感じられた経営者様も多いのではないでしょうか。
銀行の評価ロジックは複雑で、電卓を叩いて自分で計算するのは非常に骨が折れる作業です。
そこで今回、3月の決算を控えた皆様に朗報です。
当事務所のウェブサイトで公開している「金融格付け診断ツール」を、より分かりやすく、直感的に使えるようリニューアルいたしました。
それが【償還能力簡易チェック+格付け判定表】になります。→ こちらをクリック
■ 数字を入れるだけ! 自動で「色」判定
新しいツールの最大の特徴は、専門知識がなくても「ひと目で結果がわかる」ことです。
お手元の試算表(または決算書)を見ながら、売上高や利益、借入金の額など、いくつかの数字を入力してください。
ボタンを押すと、複雑な計算はすべてシステムが行い、あなたの会社の実質的な評価ランクを「3つの色」で判定して表示します。
- 🟩 緑色(正常先ランク) 「返済能力に問題なし」 銀行からの評価は高く、融資も受けやすい状態です。
この色が出れば、今の経営方針に自信を持っていただいて大丈夫です。 - 🟨 オレンジ色(要注意先ランク) 「少しバランスが崩れています」 借入に対して利益(キャッシュフロー)が不足している可能性があります。
追加融資が慎重になったり、金利条件が悪化したりする予備軍の状態です。 - 🟥 赤色(破綻懸念先ランク) 「危険水域です」 現状のままでは、借金を返すのに相当な年数がかかると判定されています。
新規融資はほぼ不可能で、抜本的な財務改善が必要な状態と言えます。
■ 「感覚」と「現実」のズレを埋める
私たちがこのツールを開発した理由は、経営者の皆様に「客観的な現在地」を知っていただきたいからです。
「うちは黒字だから大丈夫(緑だろう)」と思って診断してみたら、意外にも「オレンジ」と表示されて驚かれる社長様が実は少なくありません。
それは先日のコラムでお話ししたように、過度な節税で利益を減らしすぎていたり、不要な借入金が残っていたりと、B/S(貸借対照表)のバランスが崩れていることが原因であることが多いです。
この「ズレ」に気づかないまま決算書を確定させてしまうのが、一番のリスクです。
■ 決算前の「シミュレーション」に使ってください
3月決算の皆様は、まだ数字を動かせる余地があります。 ぜひ、このツールを「未来予測」に使ってみてください。
- まず、今の見込み数字を入力して診断する。
- もし結果がギリギリのラインだったら……
→「あと100万円経費を使おうと思っていたけど、それをすると色が赤に変わってしまうな」
→「今回は節税を少し我慢して、緑をキープすることを優先しよう」
このように、ゲーム感覚で数字を入れ替えながら、銀行評価がどう変化するかを試すことができます。
■ 次回予告:判定のカギを握る「償還年数」とは?
診断結果の画面には、色の判定と一緒に「債務償還年数:◯◯年」という数字が表示されます。
実は、銀行員が真っ先に見るのがこの数字です。
- 「なぜ10年を超えると評価が下がるのか?」
- 「どうすればこの年数を短くできるのか?」
次回は、この診断結果を読み解くための最重要キーワード、「債務償還年数」について詳しく解説します。
まずは一度、スマホやPCから診断ツールにアクセスして、自社の「色」を確認してみてくださいね。 (※もちろん無料、登録不要でお使いいただけます)

