【徹底解説】一日公庫で創業融資を成功させる秘訣
こんにちは!名古屋起業スタートビジョンラボです。
先日、日本政策金融公庫の担当の方が当事務所にいらっしゃった際、日頃の創業支援に対する取り組みを評価していただき、「ぜひ、御社で一日公庫を開催しませんか?」というご提案をいただきました。
私たち名古屋起業スタートビジョンラボは、これまで多くのクライアント様の資金繰りや創業融資をサポートする中で、公庫との連携を重ねてまいりました。
今回の提案はその実績が積み重なり、公庫からも一定の信頼を得られている証だと感じています。
ところで皆さんは「一日公庫」という言葉を聞いたことはありますか?
これから名古屋市で起業を考えている方の中には、「日本政策金融公庫から創業資金を借りたいけど、手続きが難しそう…」「面談の準備は何から始めればいいの?」といった不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、日本政策金融公庫の専門家が税理士事務所などで個別に相談に乗ってくれる「一日公庫」について、そのメリットやデメリット、当日の流れ、成功させるためのポイントまで、名古屋の創業支援専門の税理士が解説します。
この記事を最後までお読みいただくことで、一日公庫の全容を理解し、不安を解消できるだけでなく、創業融資を成功に導くための具体的な準備方法を知ることができます。
起業という夢に向かって最初の一歩を踏み出すあなたに、ぜひ最後までじっくりお読みいただきたいと思います。
一日公庫とは?日本政策金融公庫の相談会を解説
一日公庫は創業融資への近道
「一日公庫」とは、日本政策金融公庫が特定の金融機関や税理士事務所に出向いて開催する、創業融資に関する個別相談会のことです。
普段、日本政策金融公庫の窓口は混雑しており、担当者との面談予約を取るのも一苦労です。
しかし、一日公庫を利用すれば、待ち時間なく公庫の担当者と直接顔を合わせて、創業融資について相談できます。
特に、名古屋市のように起業家が多く、公庫の窓口が混み合いやすい地域では、一日公庫の活用が非常に有効です。
通常の手続きだと、申し込みから融資実行まで1ヶ月以上かかることも珍しくありませんが、一日公庫をうまく活用することで、スムーズに手続きを進められる可能性が高まります。
なぜ税理士事務所が開催できるのか
一日公庫は、日本政策金融公庫が信頼を置いている一部の機関や専門家とのみ共同で開催されます。
特に、私たちのような創業支援を専門とする税理士事務所が一日公庫を開催できるのは、これまで多くの起業家の支援を通じて公庫との連携実績を積み重ね、信頼関係を築いてきたからです。
公庫の担当者は、一日公庫を開催する税理士事務所を「事業計画書作成や融資相談について、専門的な知識とノウハウを持つパートナー」として見ています。
そのため、一日公庫に参加することで、融資成功のための重要なアドバイスを、公庫の担当者と公庫に認められた税理士から直接、一度に得られるという大きなメリットがあります。
名古屋起業スタートビジョンラボでは、お客様のご依頼をいただければ、当事務所にて一日公庫を開催することも可能です。
これにより、わざわざ公庫の窓口に足を運ぶ必要がなくなり、当事務所で専門家と公庫担当者、両方と一度に相談できるため、より効率的に融資の準備を進められます。
一日公庫に参加するメリットとデメリット
一日公庫のメリット
一日公庫に参加する最大のメリットは、日本政策金融公庫の担当者と直接話せることです。
事業計画書の内容で不明な点や、自己資金の準備状況について個別のアドバイスがもらえます。
例えば、自己資金の積算方法や、通帳の記載内容について、専門家の視点から具体的な指摘を受けられます。
また、一日公庫のもう一つの大きなメリットは、その場で面談の予約や、創業融資申し込みの案内をスムーズに進められる点です。
通常、公庫の窓口で相談する場合、混雑していてなかなか面談予約が取れないことがありますが、一日公庫であればその場で次のステップへ進むことが可能です。
さらに、一日公庫は、公庫の担当者と顔見知りになる良い機会です。
一度顔を合わせて話すことで、その後の審査が円滑に進むことも期待できます。
一日公庫のデメリット
一方で、一日公庫にはデメリットも存在します。
まず、個別相談会であるため、相談時間が限られている点が挙げられます。
そのため、事前に質問したいことを整理しておかないと、時間内に全ての疑問を解決できない可能性があります。
また、一日公庫はあくまで「相談会」であり、その場で融資の審査結果が出るわけではありません。
相談会で良い感触を得られても、正式な審査に進むには、改めて必要書類を提出し、面談に臨む必要があります。
さらに、一日公庫は不定期で開催されるため、ご自身の都合の良いタイミングで必ずしも参加できるとは限りません。
開催情報を見逃さないように、日頃から情報をチェックしておくことが重要です。
但し、事前に必要書類を提出している場合等、面談日のうちに融資審査の結果を伝えることができるケースもあります。
そのため、ただの相談会とは違い、融資を検討されている方からすると非常に意味のある相談会となっています。
一日公庫を成功させるための準備と当日の流れ
相談前の準備が成功の鍵
一日公庫を実りある時間にするためには、事前の準備が欠かせません。
当日、公庫の担当者に聞きたいことを明確にし、質問リストを作成しておきましょう。
特に重要なのが「事業計画書」の準備です。一日公庫の場で、事業計画書のたたき台を提示できれば、より具体的なアドバイスをもらえます。
事業計画書には、創業の動機、事業内容、資金計画、将来の展望などを具体的に盛り込むことが大切です。
自己資金についても、しっかりと説明できるように準備しておきましょう。
通帳の履歴を見せながら、自己資金の出所や金額を明確に伝えることで、担当者の信頼を得られます。
一日公庫当日の流れ
一日公庫の当日は、まず受付を済ませ、事前に予約した時間に公庫の担当者と個別に面談します。
面談では、事前に準備した事業計画書や、自己資金の状況について説明し、疑問点や不安な点を質問します。
面談時間は一人あたり「30分~1時間程度」が一般的です。担当者は、あなたの事業に対する熱意や、計画の実現可能性について判断します。
この面談を通じて、担当者があなたの事業に興味を持ち、融資の可能性を感じてくれれば、その後の審査がスムーズに進むことが多いです。
面談後、担当者から今後の手続きや、必要書類についての説明を受けます。
場合によっては、その場で正式な申し込み手続きを進めることもあります。
まとめ
日本政策金融公庫の一日公庫は、これから創業融資を考えている方にとって、非常に有効な相談会です。
特に、私たち名古屋起業スタートビジョンラボのような、公庫から信頼を得ている税理士事務所で開催される一日公庫に参加することは、創業融資成功への大きな一歩となります。
一日公庫を最大限に活用するためには、事前の準備が何よりも重要です。
事業計画書をしっかりと作成し、自己資金の状況を明確に説明できるようにしておきましょう。
名古屋起業スタートビジョンラボでは、創業したての方向けに、日本政策金融公庫をはじめとした創業融資はもちろんのこと、幅広くトータルサポートを承っており、融資についてのご相談からご提案までさせていただいております。気になる方は是非、お気軽にご連絡下さい。