【連載Vol.5】確定申告提出後の落とし穴!
提出後の「うっかり」を防いで完走!納税・還付・間違い訂正まで完全ガイド
こんにちは!起業スタートビジョンラボです。
全5回でお届けしてきた確定申告シリーズも、今回がいよいよ最終回です。
既に準備が早い方は確定申告の書類が完成して、「よし、完了!」と一息ついている方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、ちょっと待ってください。
実は、起業家やフリーランスにとって、確定申告は「提出して終わり」ではありません。
提出した後に「税金を払い忘れてしまった…」「還付金がいつまでも入金されない…」といったトラブルで困ってしまう方が、実は意外と多いのが現実です。
今回は、提出直前の最終チェックから、その後の納税・還付のスケジュール、万が一間違えていた場合のリカバリー方法まで、「提出前後の必須アクション」を解説します。
あと少しです。最後まで気を抜かずに完走しましょう!
1. 送信ボタンを押す前に!「3分間最終チェック」
e-Taxの送信ボタンを押す直前、あるいはポストに投函する前に、これだけは確認してください。
些細な不備で税務署から連絡が来るのは、忙しい皆さんにとって大きなタイムロスです。
□ マイナンバーと本人確認書類
- 申告書へのマイナンバー記載はありますか?
- 本人確認書類の添付(またはe-Tax認証)は済んでいますか?
□ 還付金の振込口座(※ここが重要!)
- 「申告者本人名義」の口座になっていますか?(家族名義や、屋号のみの口座はNGの場合が多いです)
- ネット銀行の場合、税金還付に対応しているか確認しましたか?
□ 控除証明書の添付
- 生命保険料、地震保険料、ふるさと納税などの証明書は揃っていますか?
2. 【要注意】納付書は届きません!自分で選ぶ「納税方法」
今回、納税が必要になった方へ。ここが最大の注意ポイントです。
住民税などとは違い、税務署から「納付書(請求書)」は送られてきません。
3月15日(期限)までに、ご自身でアクションを起こして支払う必要があります。
うっかり期限を過ぎると「延滞税」がかかる可能性がありますので、以下のいずれかの方法で手続きを済ませましょう。
| 納税方法 | 特徴・メリット | おすすめ度 |
| 振替納税 | 指定口座から4月中旬に自動引き落とし。 手続きしておけば支払い忘れがない。 |
★★★(安心) |
| スマホアプリ納付 | PayPayなどで自宅から納付可能(30万円以下) | ★★★(手軽) |
| クレジットカード納付 | ポイントが貯まるが、決済手数料がかかる点に注意。 | ★★☆ |
| e-Tax / ネットバンキング | 自宅から即時納付が可能。 | ★★☆ |
| コンビニ・窓口 | 紙の納付書が必要(税務署でもらうか、QRコードを作成)。 | ★☆☆ |
【ポイント】
初回手続きが必要ですが、一度登録すれば翌年以降も自動で引き落とされる「振替納税」が、支払い忘れがなく最も確実でおすすめです。
3. 還付金はいつ戻ってくる?
「お金が戻ってくる」還付申告をした場合、いつ入金されるか気になりますよね。
-
e-Tax(電子申告)の場合: 提出から2週間〜3週間程度
-
書面(郵送・持参)提出の場合: 提出から1ヶ月〜1ヶ月半程度
※2月〜3月の繁忙期はこれより遅れる場合があります。
入金前にハガキ(国税還付金振込通知書)が届くか、e-Taxのお知らせボックスに通知が入りますので、楽しみに待ちましょう。
4. 「間違えた!」と気づいた時の訂正方法
「経費を入れ忘れた!」「売上の数字が違っていた!」 提出後にミスに気づいても、慌てなくて大丈夫です。
ですが時期によって対処法が変わるので注意が必要です。
A. 3月15日(期限内)に気づいた場合:
「訂正申告」を行います。 手続きはとても簡単で、「正しい内容で申告書を作り直し、もう一度送信(提出)する」だけです。
税務署は、日付が一番新しいものを「正」として受理してくれます。
B. 3月16日以降(期限後)に気づいた場合:期限を過ぎてしまうと、手続きが少し変わります。
- 税金を少なく申告していた場合(追加で払う): 「修正申告」を行います。
なるべく早く手続きすることで、ペナルティを最小限に抑えられます。 - 税金を多く払いすぎていた場合(返してもらう): 「更正の請求」を行います。
「本来はもっと安かったので返してください」という請求手続きです。こちらは5年以内であれば可能です。
まとめ:確定申告は「未来への投資」
全5回にわたり、確定申告の流れを解説してきました。
最後に、起業スタートビジョンラボから皆さんへお伝えしたいのは、「確定申告は、ビジネスの健康診断」ということです。
単なる税金の計算作業と思わず、 「今年はどれくらい利益が出たか」 「経費の使い方は適切だったか」 を振り返る、年に一度の貴重な機会です。
そして、来年の申告を劇的にラクにする唯一の方法は、「今日から今年の領収書整理を始めること」です。
このサイクルさえできれば、本業に100%集中できる環境が整います。
皆様のビジネスが、今年も飛躍することを心から願っています!
【最後に】
「修正申告のやり方が不安…」 「来年に向けて、もっと効率的な経理体制を作りたい」
そんな時は、いつでも起業スタートビジョンラボにご相談ください。
確定申告だけでなく、あなたのビジネスの成長を支えるパートナーとして、全力でサポートいたします。

